女子は1000メートルは、外ノ池亜希(アルピコ)が1分17秒37で3位に入り、2日連続の表彰台。アンニ・フリージンガー(ドイツ)が屋外世界最高記録1分15秒47で今季5戦全勝。500メートルは、キアラ・シミオナート(イタリア)が38秒63で2連勝。外ノ池が4位となった。
日本の加藤条治(日本電産サンキョー)、岡崎朋美(富士急)らは出場しなかった。
◇苦しい状況 清水
大きな不安を抱えたまま、清水はトリノ五輪を迎えることになった。
ジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)や中国、韓国勢など、メダル候補の大半が欠場している今大会で、表彰台にすら上がれない。前日は11位。この日も、肝心の最初の100メートルが9秒83と全く伸びず7位タイ。「悪いですね」。2大会ぶりの金奪還を狙うトリノに向け、確かな光を見出すことはできなかった。
今季前半から不振を極めてきた清水は、昨年末の全日本スプリント選手権2回目のレースで3位に入り、復調の兆しをつかんだはずだった。レース後に見せた笑みが何よりの証拠だった。
最高8位に終わった世界スプリント、そしてこの大会と、滑りの精度を高める計画だった年明け2戦での低迷ぶりは、本人にとって想定外だったはず。4年前の五輪シーズンも腰を痛めて不振が続いていたが、年明けの大会からは立て続けに表彰台に上がった。そうして「勝負できる状態」に仕上げて、本番で銀メダルを獲得した。今回は金どころか、メダルさえも危ぶまれる。
レース後、この日の滑りを映したビデオを食い入るように見つめる姿があった。「100メートル(の調子)を上げていきたいと思ってます」。13日の五輪レース本番まで、あと2週間しかない。【安藤由紀】
○ 外ノ池の調子が上がってきた。女子1000メートルで連日の表彰台に上がり、「いい内容だったと思う」と手応えをつかんだ。昨季は、左足の違和感で1年間を棒に振り、トリノをあきらめかけた時期もあった。トップのフリージンガーとの差は2秒近くと大きいが、自信を取り戻して笑顔が戻った。

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